〒289-0421 千葉県香取市鳩山344-4
TEL: 0478-78-5733
FAX: 0478-78-5734
営業時間
直売所 9:00〜18:00
レストラン 11:00~15:00(13:30受付終了)
駐車場: 90台 大型バス用 2台
年末年始営業時間変更のお知らせ
2021年12月 31日17:00閉店
2022年 1月 1日 休
2日 休
3日10:00~17:00
4日から通常営業になります
野菜・農産物 地元農家さんの朝採り新鮮野菜
風土村といえば、なんと言っても朝採り新鮮野菜。地元の契約農家の皆さんが、丹精込めて育てた農産物が並びます。毎朝採れたてだから、鮮度も美味しさも抜群!しかも生産元がはっきりしているので安心です。
お総菜コーナー 故郷の味・お総菜も豊富にご用意
風土村の美味しさをお持ち帰りできるコーナー。本格グリルやお弁当をはじめ、揚げ物、煮物など、シェフ自慢のお総菜が並びます。地元の新鮮野菜を中心に使用し、一品一品丁寧に手作りしています。毎日作りたてのお弁当をご提供いたします。
お取り寄せグルメで大人気!サンライズファームの手作りハムが勢揃い!
2021年6月よりメイン料理+おばんざいバイキングで、新たに営業します。
営業時間:11:00~15:00(13:30受付終了)
風土村ではボランティア集団山人(やまと)と共に、地域の育成を目的として様々な取り組みを行っています。
毎週日曜日 竹トンボ作りをしています。親は見守ることに終始し、一切子供の作業を手伝わないことが原則。親に頼らず、子供自身で竹トンボの出来上がりを想定し、材料を選び、道具を使い、子供自身で仕上げるのです。もちろん講師の先生にも手伝ってもらえません。羽根の削り方や棒の削り方等、完成品を見ながら、自分で考え、仕上げるのです。よく飛ぶ竹トンボを完成させた時の喜びはひとしおだと思います。この完成の喜びこそが子供の心の成長を促す力になるのではないでしょうか。また、切ったり、削ったりという道具を上手に使う作業に慣れ親しむことにより、もっとよく飛ぶ竹トンボ作りへと意欲を燃やすようになるのではないでしょうか。見守る親は『怪我をしないか』とハラハラしながらも、子供の成長の様子を知ることができますし、危険な道具の使い方については助言も与えられ、その間に、親子の絆はより深まるのではないかと思われます。(かとり市民環境ネットワーク会報より抜粋しました。)
親子ふれあい餅つき大会
2021年12月26日
ボランティア活動事業助成金事業を活用して今年は山人(やまと)主催で餅つきを行いました。
天候に恵まれた今回は昨年より参加者が増えたうえに前回の経験を生かせたので、たくさんの餅をつくことができました。
参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
コロナが収まれば来年はもっと盛大に行いたいですね。
2020年12月27日 ボランティア集団山人の応援で風土村恒例の年末餅つきを行いました。
今回は、ギャラリーが沢山、普段「山人」の活動に参加しているご家族の方々です。
この時代になるとお母様の中でも臼で餅つきをする光景を初めてご覧になる方もいらっしゃいます。
子供たちは杵を頭上まで振り上げて健闘!何とか二臼つきあげました。
つきたてのお餅はその場で、きな粉と大根おろしのからみ餅。美味しく頂きました。
コロナ禍が収まればもっと盛大に行いたいと思います。
5月の観察会は
5月11日(火)です。
橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろ集まって
9:30にスタートで。
※市の自然観察会が
5月16日(日)に
詳細は、香取市役所 環境安全課まで。
観察会だより 2021-4
カスマグサ マメ科ソラマメ属の越年草で、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間的な形なのでカラスとスズメの間で、「カス間草」、命名の妙?こんなものも。漢名「とうり」というウリ科の植物。がいろはのへとちの間にあるところから「ヘチ間」で「ヘチマ」。どちらかがどちらかに倣ったか、また、こういう命名法があるのかは定かでないが、もし他にもあれば知りたいところ。植物の名前には、他にもなぜ?というのは結構ある。これからの観察の中での出会いが楽しみ。
21.4.20 葭始生、
4月の観察会は
4月13日(火)です。
橘ふれあい公園駐車場に
9:00 ごろ集まって
9:30 にスタートで。
観察会だより2021-3 サクラ【桜】バラ科サクラ属の落葉高木または低木の一部の総称。ついこの間開花が発表されたところ、これを書いたいる今、テレビは各地の満開、花見の情報を声高に報じている。「サクラサク」「サクラチル」は受験生にとっては気になる知らせ。見物客のサクラは本物?偽物?。肉でサクラはその色から馬肉の別称。広辞苑には「さくら」のつく慣用句が50余りも載っている。「サクラ」は日本人にとって、春の象徴として花はもちろん、そこから派生した意味をもたせ名称として親しまれるのは如何にサクラが人々に馴染んでいるかの現れ。さてマスクをして花見にでも。
21.3.25 桜始開
次回の3月観察会は
3月16日(火)です。
いつものように
橘ふれあい公園駐車場に
9:00 ごろ集まって
9:30 にはスタート
の予定で実施します。
観察会だより2021-2
ウメ『令和』の元号が万葉集の梅花の宴に関わる歌に由ったことで、ウメが、そして万葉集が脚光を浴びたのも束の間、そんなこともあったかと、今年の庭のウメは今咲き誇っている。木一杯に花をつけるのはウメの生存戦略にかかわると、テレビの教養(?)番組で見た。実になるのはそのうちの数%とのこと。「ウメにウグイス」はことばだけでウグイスはやぶが本拠、花に集まる虫をねらってくるのはメジロ、だそう。なんとなく眺めているウメも知ってみると「へ~!」が結構あるものです。
あれ、これはじぶんだけ?!。
21.2.24 霞始靆
2021年第1回の観察会は
2月16日(火)になりました。
橘ふれあい公園駐車場
9:00ごろ集まって
9:30にはスタート
の予定で実施します。
21年も楽しんでいきましょう。
観察会だより 2021-1
センリョウ・マンリョウ 花の少ない時期に緑濃い葉の中に真っ赤な実の集まりは何とかホットさせてくれるものがある。名前が何となくフトコロの暖かさを感じさせるところからか、縁起物として正月に出回る。これにもう一つアリドオシを加えて、「千両、万両、有り通し」などと洒落て庭の隅に、よく植えられてもいるらしい。ついでに、カラタチバナが百両、ヤブコウジが十両、そして、アリドオシが一両ともいうそうな。遊びの好きな植物愛好家ン命名か。さて、今年もあと数日。みなさん、よいお年を。
20.12.23 乃東生 (夏枯草生ず)
12月の観察会は 12月8日(火)です。
いつものように 橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろ集まって
9:30すぎに 出発の予定です。
観察会だより 2020-10
サザンカ 漢字では「山茶花」。しかしこの漢字を文字通り読めば、サンチャカまたはサンサカか。実際辞典によると「古くはさんさか、さんざか」とある。どこかで音がひっくりかえったもよう。はらつづみがはらずつみぶんぶくちゃがまが・・・ちゃまがになたのと似て非?
それはともかく山茶花の美しい季節。生垣の花が満開。咲いているのも見事だが、散って一面に広がった花びらもまたいい。この花のあとはまたしばらく寒い冬が。
次回はもう来年。 20.11.22 小雪
11月の観察会は
11月17日(火)です
いつものように
橘ふれあい公園駐車場に
9:00 ごろ集まって
9:30すぎに
出発の予定です。
観察会だより 2020-9
ヒガンバナ マンジュシャゲ(曼珠沙華)の別名でも知られる、秋野の野辺に真っ赤に燃えるように咲き広がっているのは印象的。その咲き姿から想像を広げさせるのが、呼び名が多くあるのもこの花らしいと言えそう。主なものを関係書から抜粋する。
カミソリバナ・シビトバナ・トウロウバナ・マンジュシャゲ・捨子花・天蓋花(広辞苑)狐のたんぽぽ・狐のかみそり・狐のたいまつ・狐ぐさ・狐ばな・狐のおおぎ・狐のかんざし(野草の名前 秋冬山と渓谷社)まだありそう。
20.10.20 蟋蟀在戸
2020年10月の観察会は
10月13日(火)です。
橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろ集まって
9:30すぎに出発
観察会だより 2020-8
ネコジャラシ エノコログサの俗称でエノコロは「犬ころ」で小犬、花穂を小さな犬の尻尾に見立て、漢字では「狗尾草」と書き、エノコロオグサが詰まったもののよう。この尾でネコをじゃらす。子猫が犬のシッポにじゃれついている姿を想像してみる。秋の夕日を受けて金色に輝くキンエノコロの群れが、風になびいているのを散歩の途中で見かけて一本引き抜き、コネコをじゃらすように手元でゆらしながら歩いていたことがあったっけ。
20.9.22 秋分
2020年8月の観察会は
8月11日(火)
橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろ集まって
9:30には出発
の予定で実施します。
観察会だより 2020-6
今年の梅雨は例年になく雨が多かったように思うが。観察会の日も、車のワイパーを動かしながら会場に向かった。幸い観察には念のための傘も役立てないですんだが、終わる頃には堰の水面に雨滴の輪が広がっていた。
つゆ「梅雨」と書き、「黴雨」とも書く。梅の実が熟す頃の雨であり、黴が生じやすいからとも。シカシ、「ツユ」の説明にはならない。「露」とのかかわりもあるのだろうか。ある国語辞典の語源説に、「梅が潰える(ツイユ)からか」とあった。それはともかく目に映る植物たちは例年になくしっかり成長しているように見えたのはこの雨のせいでもあるのか、などと思いながらの観察会でした。 2020.7.22 大暑
2020年7月の観察会のご案内です。
7月14日(火)
橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろに集まって
9:30には出発の予定です。
観察会だより 2020-5
はじめてのクイズです。
6月の観察会で目にした植物の中から漢字で並べました。
こんな表記もある、ということで。話のタネにでもなれば、と。
残念ながらwindowsの文字変換ではこれらの植物の漢字が検索できませんでした。
隣の写真をご覧ください。
第2回の観察会は
4月14日(火)
橘ふれあい公園駐車場に
9:00ごろ集まって
9:30出発予定で
観察会だより 2020-2
「春の小川はサラサラいくよ・・・」小学生になってまず歌ったように覚えている。「岸のスミレやレンゲの花が・・・」歌いながら自然を観る目を育てられていたように思う。今の子供たちはどうなのだろうか。ちまたではこんなのどかな歌はほとんど聴かれないように思うのだが。世の中はどんどん変わっていても自然はそんなに変わってはいない、と思っていたら、新型コロナウイルスとやらが今、地球上を席巻して、人間界をおびやかしているらしい。これも自然界の変化のひとつなのだろうか。「すがた優しく色うつくしく」だけでもなさそうだ。 2020.3.21
観察会だより2020-
「背高泡立草」実はこれ、先日発表された第162回芥川賞をとった作品の題名です。「セイタカアワダチソウ」と見慣れた名前を漢字で見ると、ナニカ別のものに見えたのは自分だけ?
作品はまだ読んでいないのであまりに深いことは言えないのだが、普段植物名はカタカナで見慣れていると、「大犬の陰嚢」オオイヌノフグリ「屁糞蔓」ヘクソカズラなどもすぐにはあの可憐な花とは結びつかない。明治の昔、日本語表記をローマ字でといったお方がいたとか、ふと思い出した。それはともかく、今年も観察会の始まり。どんな話題が出るか、お楽しみというところ。どうぞよろしく、オネガイシマス。
2020.2.20
”太古の昔から続く豊饒の地”
秋の空は澄み、夜空にカシオペアが輝く。まもなくオリオンも顔を出すだろう。そんな空に、海外から飛来した旅客機の尾灯が瞬く。グローバルスタンダードをいう時代だからこそ、逆にオリジナリティが求められる。
ここは、日本列島。関東平野の東部、利根川の下流域にある「小見川・山田 田園空間博物館」。そこは、利根川支流の黒部川流域に広がる水田と、その低湿地 を取り囲む緑の台地が作る田園地帯。
「田園空間博物館」は、箱物を造らない博物館という触れ込みだ。麻績千丈ヶ谷には水田が広がり、その稲田を縁取る台地がある。地元の人が「やま」と呼ぶ標高40メートルほどの北総台地の緑。谷津田には舌状の台地が延びて、緑に被われている。この台地の起伏に人が拠った歴史は、太古まで遡る。この地には縄文時代の貝塚があり、稲作文化に育まれた古墳も眠る。人の歴史が営々と連なり、今に到る。絶える事がない豊饒の大地。そんな大地が、この利根川下流に広がる。・・・・・・日本の原風景と言ってもいい。 私は、貴重な財産だと思う。
その一角に「橘ふれあい公園・牧野の森」がある。ここに平成14年12月8日、多くの人が集まった。桜の里親になった人たちだ。みな手に桜の苗木を持ち、自分が植えるべき場所へ向かう。「0番はどの辺りかしら」、「おたくは何番ですか?」。誰彼はない、賑やかな話し声が響く。その話し声の主たちは、どの顔も明るく、みな自分の手で、「ふるさと」を創っているという喜びに輝いていた。
夏になると、役所から手紙が届いた。「桜の苗木が草に覆われる頃になりました。下草刈りを実施して下さい」と。平成17年の夏からは、下草刈りが日付指定になった。植樹したあの日に戻るかのように、人々は再会し、隣同士で助け合い、草刈りをした。1年後の夏、再び同じ場所に集う。一人の婆ちゃんが私のもとへきて「あぁ旦那、久しぶり。今日来たら会えるかと思ってよぉ」と、1年前のこの日に草刈りを手伝ったことへの礼を言う。互いに名乗りはしていない。でも、なんだか「七夕さま」になったみたいだ。
今私たちは、地球環境や生物多様性の問題と正面から向き合わねばならなくなった。幸い、ここは「田園空間博物館」。このエリアが拠り所になるだろう。これからの私たちが、どのような形で台地と関わっていったらいいのか。どんな郷土を創っていくべきなのか。
ひと先ず、この一角から始めてみるのはどうだろう。緑と、多様な生物とともにある暮らし。地球にやさしい暮らし。人に、何ができるのか。そして、香取で何ができるのか。・・・・・・日本の先駆けとして。 ボランティア集団山人(やまと) 野平 和男